豊かな自然が生んだ、雪国からの贈り物
国産牛・輸入ビーフを越後魚沼の雪室で熟成。
雪室でゆっくり熟成することにより、まろやかな旨みとやわらかさを引き出しました。
雪室とは―おいしさを引き出す天然の冷蔵庫
昔から新潟では、冬に積もった雪を地面に掘った穴に集め、 ワラなどで覆った「雪室」を生鮮食品の冷蔵保存に利用し てきました。
昔からある雪国の知恵です。
厳寒期の雪でつくられる「雪室」は秋以降まで溶けず、まるでカマクラのような「雪室」内部の貯蔵空間は、室温約 1~2℃・湿度 90%以上の【低温・高湿度】が 安定して保たれます。
その環境の中で熟成された食品は、甘みやまろやかさといった〝おいしさ″が引き出されます。
雪室のちから
・一般の冷蔵庫はサーモスタット(温度調節機)の 作動・停止により、温度約-1~10℃、湿度約 30~99%と不安定であるのに対し、雪室は温度約 1~2℃、湿度 90%以上と一定のため、年間を通して安定した環境で 熟成が可能です。
・雪室は一般の冷蔵庫と違い、機械による振動が一切ないため、食品にストレスをかけずにゆっくり熟成できます。
・雪室は一般の冷蔵庫と違い、電気の力に頼らず自然の力(クリーンエネルギー)を使っているため、電気代がかかりません。
雪室熟成の効果
・酵素の働きによって、肉の繊維が壊れ、やわらかくなります。
・たんぱく質が分解され、遊離アミノ酸の含有量が増加することにより、旨味が強くなります。
これらの働きにより
しっとりとした柔らかい肉質、かどの取れたまろやかな味わいへと美味しさが向上します。
雪室熟成牛(交雑種) 主要部位
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肩ロース
1本約22~24kg -
リブロース
1本約7~8kg -
サーロイン
1本約11~13kg -
ヒレ
1本約5kg -
内モモ
1本約10~11kg -
ランイチ
1本約10~11kg
雪室熟成ビーフ 主要部位
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センターカットチャックアイロール(カナダ産AAA)
1本約7~8kg -
チャックテールフラップ(US産CHO)
1P約1.5~2kg -
ストリップロイン(豪州産SG)
1本約6~7kg -
アウトサイドスカート(US産CHO)
1P約1.5~2kg -
ハンギングテンダー(US産CHO)
1P約2kg -
ムキタン(US産)
1本約0.8~1kg